新年にあたって 〜堀之内秀一郎〜
新年、明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。昨年も大淀開発はお陰様をもちまして、グループ6社で110億円を超える売上を計上することができました。
組織におきましても、建設資材製造業務や重機、車両運転に携わる女性従業員も増加し、また、既に従事しているベトナム出身に加え、本年はモンゴルからも採用予定など、現代のジェンダーレス社会、グローバル社会にふさわしい多種多様な人材が増えてまいりました。
また、工事受注においては、新富町におけるプロサッカーチーム「テゲバジャーロ宮崎」のホームスタジアム建設工事を受注するなど、県内一円はもとより、熊本、鹿児島の南九州にも受注エリアを広げてまいりました。
先日、SNSの一般の投稿記事を見ていましたら、「日本及び日本人」という、今から100年前の1920年(大正9年)に発行された雑誌での「100年後の日本」という特集に関する記事が紹介されていました。100年前の有識者たちが、2020年の日本のありようを予想したものなのですが、例えば「移動家屋ができる」とか「空飛ぶ病院ができる」といった、まだ現代においても技術があと一歩といったものもあれば「海そのもののような水族館ができている」、「東京の地下には電車が通っている」、「女性代議士が熱弁をふるう」、「電話で芝居も寄席も、居ながらに見ることができる」といった、まさに現代において実現しているものなどもありました。
当時予想した有識者たちが、自らの目では見ることのできない未来の日本の発展に夢と期待を膨らませてそのような記事を作ったのかと思うと、とても胸が熱くなりました。と当時に、今の日本は100年前に未来を描いた方々に見せたい日本、誇れる日本であるのかという自問自答の想いもよぎります。おかげさまで、当社は本年創立60周年を迎えます。
先人たちが未来を描いたように、私たちも60周年を通過点とし、その先の未来を大きく夢見ながら、形として残る仕事の自負とともに1年1年を着実に積み上げてまいる所存です。
本年も当ホームページにおきまして、大淀開発にまつわる鮮度のある情報掲載に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
大淀開発ホームページプロジェクトチームリーダー 堀之内 秀一郎