新年のご挨拶　〜堀之内秀一郎〜

新年、明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。

昨年はコロナ禍に見舞われ混沌とした局面にありましたが、当社はお陰様をもちまして、１００億円を超える売上を計上することができました。当社の主軸である土木・建築・資材販売におきましては堅調に推移し、加えて昨年から串間市より「串間温泉いこいの里」の指定管理者として指定を受け、新たな事業拡大を図ってまいりました。

占星術によりますと、今、世の中は、これまで２００年続いていた地の時代と言われる時代から、風の時代と言われる時代へと大きなパラダイムシフトが起こっているのだそうです。地の時代は、お金や資産といった目に見える物質的な豊かさや安定が求められる時代だったのが、これからは情報や体験といった目に見えない豊かさが大切になってくるのだそうです。これまでの価値観も通用しなくなり、よりフラットな考えの中、自分のペースで生きていくことが求められる時代になるとのこと。奇しくも、コロナの拡大ととともに、リモートが普及し、お金も現金からキャッシュレスの時代にシフトしてきました。また性別や年齢、結婚といった概念にとらわれない生き方がメジャーになりつつあります。

あくまで一説でありますので、信じるも信じないもこれまた自由な価値観だと思います。ただ、感じることは、コロナが終息したとしても、またこれまでと同じような生活様式が復活することは考えにくいということです。建設業は、人々の生活の基盤を支える部分ですので、生活様式が変わろうと全く無くなるものではないでしょう。ですが、新たにつくる、所有するという意識から、再生する、借りる、シェアするといった意識と共に、工事内容も変化が訪れ、我々の事業領域も少しずつ変化していくかもしれません。そうした時代の変化に対応できる会社でありたいと考えます。使い古された言葉ではありますが、進化論を説いたダーウィンも「強い者が生き残るのではなく、賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることができるのは変化できるものである」と言っています。

本年１月３１日をもって、当社は創立６０周年を迎えます。これまでの６０年の感謝と共に、変化を恐れず次のステージに駆け上がってまいる所存です。

本年も当ホームページにおきまして、引き続き大淀開発にまつわる鮮度のある情報を掲載してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

大淀開発ホームページプロジェクトチームリーダー　堀之内　秀一郎